天気予報のレーダー

多くの人は、朝出掛ける前に天気予報をチェックするのではないでしょうか。この天気予報にも「フェーズド・アレイ・レーダー」というレーダーが使われています。

気象観測には波長3センチメートル前後の帯域(8ギガヘルツ~12ギガヘルツ)とあわせて、波長約8.5ミリメートルという極超短波(ミリ波)を利用しています。この波長の電波には雲に含まれる水滴や氷の粒で反射されるという性質があり、積乱雲がどのような形をしているかを知ることが出来ます。しかし、雲の形を調べることはそれほど簡単なことではありません。わずかな時間で雲の上からしたまで調べなければならず、電波の指向性が鋭くなければ雲の大きさを確実に知ることは難しいです。

かつての気象レーダーといえば、パラボラ・アンテナ型でした。パラボラ・アンテナで気象を調べる場合、仰角を変えながらパラボラを十数回転させなければなりません。このため、地上付近の降雨分布観測には1~5分かかり、降水の観測においては5分以上もかかっていました。

この問題を解決するために誕生したのがフェーズド・アレイ・気象レーダーというわけです。

毎日の天気は多くの人にとって大事なことですから、アンテナ工事も責任重大ですね。

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